第三回キャツ研ラウンジ
開催レポート
2022.06.17

第3回キャツ研ラウンジを、6月15日(水)に「嬬恋の宿あいさい」にて開催しました。今回のプレゼンターは、嬬恋村と姉妹提携都市関係にある千代田区との観光交流を推進している、株式会社ソーシャルキャピタル・プロダクション旅行事業部の「酒井剛士さん」と、嬬恋村内で介護サービスを提供している介護屋かんばら代表である「佐藤義浩さん」のお二方。そして今回、参加メンバーで特に目立ったのが、若い世代の参加が増えてきていること。そんな20名ほどの多種多様な業界の方々が集まる中、約2時間に渡り和やかに開催されました。
[プレゼンター&テーマ]
酒井剛士さん「日本一のサウナ村で、村も人も健康に!」
佐藤義浩さん「みんなが“働く”をあきらめない村に!」
酒井さんからは、サウナを起点とした「観光集客」といった視点と、「村民の健康促進」という持続可能な村づくりの視点からプレゼンがなされました。提案の中には「フィンランドとの姉妹都市提携」という「環境」にも配慮した内容も盛り込まれ、SDGs先進村として注目が集まる仕掛けに関心を寄せつつ、後半のグループディスカッションも面白いアイデアがたくさん飛び出しました。
佐藤さんからは、高齢者や障害のある方でも、やりがいや役割をもって仕事にのぞめる環境をつくるといった、人間が社会で活躍したいという「根源的な欲求」と、生きがいを見つめる「本質的な幸福」を問うようなプレゼンテーションとなりました。参加メンバーは、2045年の嬬恋村の人口や年齢の分布などをきちっと理解し、高齢者や障害者の声をしっかりとインプットした上で後半のグループディスカッションにのぞみ、より本質的なアイデアがたくさん飛び交い、プレゼンターもたくさんの収穫を得られた有意義な時間となりました。
お二人のアイデアに興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひ事務局までご連絡ください。ご本人との橋渡しをさせていただきます。




キャツ研ラウンジは、2ヶ月に1度、不定期に開催される「嬬恋村の未来を考えるための定期的に開かれるアイデアプレゼンの場」となります。研究員ご自身の発案による「嬬恋村の活性化や課題解決」を目的としたアイデアを、各回2名選定し発表いただき、吟味の上、プロジェクト化し、実現へ向けてチームで計画を推進していきます。これまでも、「ほくほくマルシェ」「冬の運動会ダンダンダン!」「嬬恋晴レルヤ」など、思いをカタチにしてきました。まずはアイデアの出発点にぜひお立ち会いください。皆様からのアイデアや、研究会への参加などもお待ちしております。
キャツ研ラウンジ事務局 久保・三ツ野・洲崎
[お問い合わせ]嬬恋村役場未来創造課 0279-96-1257 担当:久保
[お問い合わせフォーム]キャベツーリズム研究会HP お問合せフォーム https://mintsuma.com/contact/